投稿日:2008-04-25 Fri
![]() | 死神の精度 (文春文庫 (い70-1)) (2008/02/08) 伊坂 幸太郎 商品詳細を見る |
「幸せか不幸なんてね、死ぬまで分からないんだってさ」
と、老女が言った言葉。
この小説を読んでいて一番心惹かれた文章だった。
今まで生きてきた中でも、
何度かこんなようなことを聞いたことや読んだことはあった。
なのに、聞き流し読み流していた。
この文章を読んだとき「死ぬまでわからないのか」と素直に受け止めた。
私はずっと自分は不幸なままで死んでいく人生だって
決め付けていたことに気づく。
私が望む幸せなんてこないって。
くるわけがないって。
もしかして幸せな時間を過ごすこともできるかもしれない。。。
と、思ったけど「でもなぁ…」とつぶやく。
素直に受け止めた言葉も一瞬だった。
今まで流していた言葉を一瞬でも心に留まったなら、
一瞬だけでも効果があったんだと思う。
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